2023.09.01

沖縄のトイレにある「あの設備」の役割、知ってますか?

沖縄で賃貸アパートのトイレを利用したことのある方は、おそらく一度は経験したことがあるのではないでしょうか。それは、雨の日にトイレの排水口から漂ってくるニオイ・・・!!

この異臭はいったい?!と、とくに、移住した方は驚かれるようです。

ある移住者の方が、原因不明のトイレの異臭について、
不動産屋さんに問い合わせたところ、
以下のような答えが来て驚いたという話がありました。

「内地(本土)の方は知らないかもしれませんが、
沖縄ではトイレ掃除の際に排水口から水を流すんですよ。
週に一度水を流すことで、臭いの発生を防ぐことができるんです」

そうです。トイレの壁についているあの蛇口は、
お掃除もですが、排水溝の異臭防止のための設備でもあったのです!

沖縄ではトイレの蛇口には馴染みがありますが、県外の方はびっくりされるようですね。

沖縄では、マンションやアパートの建物でも、トイレ掃除は床に水をかける方法が一般的ですが、県外の一般の家庭のトイレには、蛇口も排水口もありません。
(そもそも床がタイル貼りじゃないですね・・)

先述の移住者の方は、トイレを水浸しにすることには抵抗があったみたいで(笑)、
拭き掃除をメインで行い、蛇口の水は排水口に水を流すことのみで利用しているようです。

逆に、県民の中には「え〜!トイレの床、水で流せたほうがキレイに掃除できるよ!」
と思う方もいるのではないでしょうか^^

ただし、比較的最近建てられたアパートでは、これは湿気対策の一環として、排水口がないトイレも増えてきています。知っているだけでこの異臭問題はすぐ解決できます。覚えておいて損はありません!

トイレ掃除の際には排水口から水を流すことを心掛け、週に一度のメンテナンスを行いましょう。

この簡単な作業が、異臭の発生を防ぐ大切な要素となります。

もし、今のお住まいで異臭問題に悩んでいる方や、
特別な設備について詳しく知りたい方は、
管理している不動産会社に相談してみることをおすすめします。

地元のトイレ事情にも精通してますので、
解決策を教えてくれると思います!

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